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Bee インタビュー

先生おしえて!貴院が選ばれ続けるワケ
「ちよまる皮膚科」

他の医療機関では、患者さんへの情報発信をどう行っているのか…気になるところです。
今回も、そんな“気になる”を余すところなく教えていただきました。
ぜひ、貴院の広報施策のヒントにしてください。

ちよまる⽪膚科(兵庫県⻄宮市)

兵庫県西宮市にあるちよまる皮膚科。一般皮膚科の診療に特化した地域密着型のクリニックです。患者さんの世代も幅広く、生後1ヶ月から100歳のおばあちゃんまで来院されるそうです。
今回は、院長の千代丸康治(ちよまるこうじ)先生に皮膚科医になったきっかけから患者さんへの情報発信まで、様々なお話を伺いました。

【インタビュアー:営業 箕谷順二】

院長 千代丸 康治先生(ちよまる こうじ)

院長
千代丸 康治
(
ちよまる こうじ
)
先生

皮膚科医になった思い

まずは、先生の経歴を教えてください。
神戸大学医学部を卒業後、大学付属病院の皮膚科医局に入局しました。兵庫県内の基幹病院で皮膚科医としての経験を積みました。
もともと、将来は開業したいという思いがあったので、医局時代から開業後を見据えた経験を積むように意識していたと思います。皮膚科医としての特殊性というか、独自性を磨いて、ゆくゆくはどういう医療を提供できるかということを念頭に置いていました。
皮膚科で開業しようと思われたきっかけはありますか。
専門性というよりは、地域に密着した医療がやりたいと思っていました。
実は、私の父が薬剤師で、調剤薬局をやっていました。地域の皆さんが頼ってくれるような薬局だったので、父の姿を見て地域医療に興味を持ちました。
また、父の薬局が皮膚科の先生についていたので、子どもの頃から皮膚科の医師が身近な存在でイメージしやすかったというのがありますね。

地域密着だからこそ患者さんを最優先に

開業の際に、この場所を選ばれた理由はありますか。
候補地はいくつかありましたが、なるべく通勤時間が短い場所を選びました。この場所の近辺には競合になるクリニックもあって、競合のない郊外も候補にはありましたが、通勤時間に往復3時間とかかけるよりは、その分の時間を患者さんのために使った方がいいと思いました。
開業から3年近くが経過しますが、来院される患者さんの特徴はありますか。

開業時から、地域に根ざした一般皮膚科のクリニックということを打ち出してきたので、生後1ヶ月の赤ちゃんから100歳のおばあちゃんまで、幅広い年齢層の患者さんに来ていただいています。
アトピー性皮膚炎の患者さんもいれば、白癬の患者さんもいて、症状も幅広いですね。
問診票で当院を知った理由を聞き取るようにしていますが、一番多いのが口コミで、次がホームページを見てというものですね。

開業場所は、患者さんのことを第一に考えられています。
開業場所は、患者さんのことを第一に考えられています。

ホームページはわかりやすさを最重視

ホームページを見て来院される患者さんも多いということですが、制作時に、特に注意したという点はありますか。
一般皮膚科というのが伝わる、わかりやすいホームページになるように心がけました。
美容皮膚科も一緒にやっている皮膚科さんだと、デザインとか掲載内容が女性的というか、コスメティックな雰囲気が出ることがありますよね。当院ではそういった色が出ないように注意しました。
年齢も性別も関係なく、あらゆる皮膚の病気や悩みに対応したクリニックであるということが伝わる内容にしたいと思いました。当初意図していた患者さんが来てくれているので、ホームページには概ね満足しています。
今後、ホームページで改良したい点などはありますか。

患者さんの年齢層が幅広いので、どんな世代の方が見てもわかりやすいホームページにしていければと思っています。

例えば、病気のことをイラストなども交えて視覚的にもわかりやすく解説できたらいいなと思います。
わかりやすく、親しみやすい内容にしていければ、当院のホームページがもっと地域の患者さんの役に立つものになるかなと思います。

ホームページ
ホームページは当社のテンプレートデザインのプランで制作。子どもからご高齢の方まで、家族全員で受診できるような温かい雰囲気の写真を使用。

待合室で見た検査を受けたいという声

待合室デジタルサイネージのメディキャスターは、効果を感じることはありますか。

放映している内容について、診察の際に質問してくれる患者さんがいて、見てくれているんだなと実感します。
アレルギー検査のコンテンツを放映しているのですが、もともとアレルギー検査を受けたいなと思っていた患者さんが当院で受けられることを知って、「先生、あの検査を受けたいです」と申し出てくれたりしていますね。

アレルギー検査についての紹介コンテンツ
当院で実施しているアレルギー検査についての紹介コンテンツ。放映内容を見て実際に検査を受ける患者さんもいらっしゃいます。
患者さん一人一人に、先生が検査や治療をオススメするのはなかなか難しいと思うので、メディキャスターで放映しておいて、患者さんから先生に聞いてもらえる導線をつくることが理想的だと思います。

そうですね。患者さんに声をかけてもらえるようなコンテンツは、当院独自のもので、今後も増やしていければいいなと思います。
あとは、待ち時間対策にもなっていると思います。当院の待ち時間は、普段は60分くらい。患者さんが多くなる夏の時期は90分くらいになることもあります。
メディキャスターは、患者さんのイライラの緩和にも役立っているなと思いますね。
待ち時間対策の面で考えると、患者さんの緊張を和らげる癒やしにつながるコンテンツや時間を感じさせないようなワクワク感のあるコンテンツが今後増えるといいなと思います。

待合室とメディキャスター
広々とした待合室は、とてもスッキリと洗練された印象です。メディキャスターは、どのベンチからもよく見えるように、天吊で設置されています。
 

今回の取材を終えて

院⻑先⽣は、本当に物腰の柔らかい優しい先⽣で、患者さんのことを第⼀に考えていらっしゃるのがお話の端々から伝わってきました。
地域の皆さんのために役⽴つ情報を発信できるお⼿伝いができるよう、当社も頑張っていきたいと思います。貴重なお話ありがとうございました!

ちよまる皮膚科
ちよまる皮膚科ちよまる⽪膚科
〒662-0075 兵庫県⻄宮市南越⽊岩町5-3
夙川ガーデンズ1階
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